毎日するのが大変な家事の一つ、掃除。
立ったりしゃがんだり広い範囲を歩いたりしながら行うので掃除だけでドッと疲れてしまいますね。
でも実は毎日の掃除で消費するカロリーは結構多くて、外で体を動かすのと同じくらいの良い運動になっているんですよ。
しっかり掃除したらダイエットにも効果がある?
どれくらいカロリーを消費できるのか気になる!
ストレス発散にも効果的?
そこで今回は
『掃除をするとどのくらいのカロリー消費量!一番気分転換できるのは?』
について注目してみました!
掃除をするとどのくらいのカロリー消費量になる?
◇お風呂掃除30分で約70kcal、雑巾がけ30分で約80kcalも消費できる!
お家を綺麗にするための掃除ですが、片づけや汚れを取る作業はどうも気が進まず苦手な人が多いですね。
かくいう私も掃除は気が進まない家事の一つです。
でも掃除で消費できるカロリーを知ればちょっと考えが変わるかも。
ここでは例として「30代女性(身長158㎝、体重50kg)が30分それぞれの家事をおこなった場合」を目安にして消費カロリーを見ていきましょう。
〈家事別の消費カロリー(30分行った場合)〉
・アイロンがけ 約30kcal
・料理とその後片付け 約35kcal
・ゴミ出し 約40kcal
・洗濯物干し 約50kcal
・掃き掃除 約50kcal
・窓ふき掃除 約60kcal
・ベッドメイク 約60kcal
・お風呂掃除 約70kcal
・雑巾がけ掃除 約80kcal
・布団干し 約110kcal
以上を見てみると、家事の中でも片付けや掃除の方がしっかりカロリーを消費できると分かりますね。
特に体全体を使ったり重いものを持ったり、しゃがんだりする動作の物は消費カロリーが多めになっています。
それだけ体を使うということなので疲れる家事ではありますが、これを見ると掃除はダイエット効果もありますね!
仮にここに並べている家事を全てやったとすると、なんと約585kcalにもなります!
中でも「掃除」とかかれているものだけ合計しても260kcalですから、これを毎日毎日繰り返したとしたらかなりの消費カロリーです。
260kcalといえばロッククライミングを45分行うのと同じくらいのカロリー消費ですよ。
日々の掃除を淡々とこなすだけでこれだけの消費量になるなら、ここにある家事の全てを毎日はできなくても、継続するととてもいい運動と言えますね。
運動不足解消やダイエットに掃除はもってこいの家事だと分かり、ちょっと掃除に対する見方が変わります。
お家も綺麗になるし一石二鳥ですね。
掃除で一番気分転換できるやり方は?
◇無心で集中してネガティブ思考を遮断!単調に動くとセロトニンが出る!
ではそんな良い運動となる掃除はストレス発散や気分転換にも効果があるのでしょうか?
実は掃除をすると精神的にかなり良い効果が期待できることが知られています。
私たちの脳は常に外から刺激を受けており疲労した状態ですが、掃除という行為に無心で取り組むことで脳が受け取る情報が減り疲労を改善できます。
脳に情報が溢れすぎていると幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が減ってうつ傾向やネガティブ思考になってしまうんです。
掃除をするとネガティブな悪循環を断ってポジティブに頭を切り替えられるので、うつ病などの患者さんのリハビリにも使われているほどなんですよ。
また拭き掃除や掃き掃除のような単調なリズムで進めるものは脳内でセロトニンの分泌がされるのを助けてくれます。
単調だからこそ掃除に面白みを感じないという人もいるでしょうが、掃除することで幸せホルモンがあふれ出すと思うと嬉しくなりますね。
更に掃除や片付けによって目に見えて居場所が綺麗になっていくので自己肯定感も高めてくれます。
掃除は古くからお寺の修行にも取り入れられていて、掃き清めることで心も清めると言われますね。
ですからしっかりリズミカルに無心に体を動かしてお家を掃除するのが、自然と心も居場所も整えて気分転換させてくれる掃除の仕方ということです。
これを知ると、いいことがないから掃除する気が起きない、と思うのではなく幸せを呼び込みたいから少し掃除してみよう!と考えが変わってきますね。
まとめとして
掃除をすると外に出なくても毎日とてもカロリーを消費出来てダイエット効果もあることが分かりました。
それだけでなく心も整えてスッキリさせてくれる効果もあるということなので、色んな面からメリットが得られますね。
めんどくさいとばかり思っていた掃除が、幸せを招いてくれるとは。
お家もピカピカにしながら体もほっそり健康に、心も整うお掃除、是非楽しんでやってみて下さい。