新しく住む部屋がフローリングだけで畳の部屋がなかった場合、布団で寝るかベッドを置くか迷いますね。
布団には布団の、ベッドにはベッドのメリット・デメリットがあります。
また片付けや衛生面を考えるとどちらが良いか考える材料になりますね。
フローリングの部屋には布団とベッドのどちらを選ぶのがよいでしょうか。
またフローリングは硬いからと直接マットレスを置く方も多いですが、これは避けた方がいいってホント?
そこで今回は
『フローリング部屋には布団orベッドどっち?マットレス直置きは避けたほうがよい!』
について注目してみました!
フローリング部屋には布団orベッドどっち?
◇部屋を広く使いたいなら布団、ほこりを避けたいならベッド!
フローリングの部屋の場合、ベッドでも布団でもどちらでも対応できます。
ただ、布団とベッドではメリット・デメリットがありますから注意しましょう。
① 布団の場合
<メリット>
- 片付ければ部屋を広く使える
- 干して天日にあてたりクリーニングができるので、衛生面を保てる
- お客さんの分も多めに用意しておけば寝る人が増えても対応できる
- 移動させるのが楽
- マットレスやベッドより処分が楽
<デメリット>
- 片付けたり干すのが面倒な人の場合、カビやほこりの温床になる
- 重い布団だと子供には毎日たたんで片付けるのが難しいので出しっぱなしになりがち
- 高齢の方など腰が痛い場合、寝起きが大変
- フローリングに直に布団を敷くと硬くて寝づらいことがある
② ベッドの場合
<メリット>
- 毎日畳まなくていいので面倒がない
- 腰が痛くても寝起きや立ち上がるのが楽、介護する側も楽
- 床より高さがあるのでホコリを吸い込みにくく特に喘息の人などに良い
- 床から離れているのでマットレスを時々風に当てればカビが生えにくい
<デメリット>
- 移動させるのがむずかしい
- 処分が布団より大変
- 搬入する時に間取りによっては入らずに特別料金がかかる
- 女性や高齢者には重いマットレスでシーツ替えや通気させるのが大変
といった特徴があります。
ベッドは動かす必要がなく部屋も広いという方はベッドが、多少畳む面倒はあっても部屋が狭いので移動できる方がいいという方は布団がいいですね。
また高齢の足腰の痛い方や喘息・ハウスダストアレルギーなどがある方はベッドの方が良さそうです。
部屋が狭かったり、やはり天日に当てたフカフカの布団が好きという方はフローリングにクッション性のあるシートなどを引いて布団がいいですね。
お住いのお部屋の大きさや生活スタイルを考えて合う方を選びましょう。
フローリング部屋にマットレス直置きは避けたほうがよい?
◇マットレスをフローリングに直置きすると結露でカビが生えやすい!
ではもう一つよくあるスタイルとして、フローリングにマットレスを直置きして、その上にシーツや布団を置いて使いたいという場合を考えてみましょう。
この場合、心配なのがマットレスのカビです。
フローリングと言うのは冷たいので、マットレスを直置きするとマットレスの下側とフローリングの間に冷気がたまります。
しかしマットレスの上側は寝ている人の体温や汗、暖かい湿り気が生じるので、マットレスの上と下とで大きな温度差が生まれてしまうのです。
するとマットレスというのは通気が悪いので湿気をためてしまいカビが発生しやすい環境になってしまいますね。
しかも、布団と違ってマットレスは分厚くて重いタイプが多いので、持ち上げて通気を良くするのが面倒です。
そうした特徴から、マットレスのフローリングへの直置きは要注意と言われるわけですね。
もちろん、定期的にマットレスを立てて乾かしたり、薄めのマットレスにして下にすのこ状の敷物をおいたり除湿シートを使うとカビを防げますよ。
ワンルームなど部屋が広くない場合は布団だけでなくこうしたマットレスを使って寝る時以外は立てておけば部屋は広く使えます。
ベッドを丸ごとおくよりも、マットレスだけの方が引っ越しの時も少し楽になりますね。
こちらもご自分の生活環境を考えて自分にとって管理が合っているものを選びましょう。
まとめとして
布団を選んだ場合も、ベッドやマットレスを選んだ場合も、良いものを買ったとしてもその後の管理がいまいちだと品質が落ちてしまいます。
ベッドマットレスは全体を持ち上げて乾かすのが難しければ、少しだけ持ち上げて間に何か挟んでおくだけでも空気を通せますね。
布団も日中いないので外までもっていって天日に干すのが大変でも、室内でテーブルや椅子に掛けて窓際に干すだけでも随分寝心地が良くなります。
ご自分のできる範囲でメンテナンスできる寝具を上手に選んで素敵な快眠ライフをお過ごしください。