引っ越しが決まるとバタバタと引っ越し業者を決めたり荷造りをしたり役所の手続きに行ったりと大忙し。
でも新居によっては基本的な家財がすでに取り付けられていてあまり多くの家具家電を持っていかなくていい場合があります。
また単身パックなどを利用すると大型のマットレスはサイズ外となり取扱ってもらえないことも。
そのような理由でマットレスだけ単品で運びたい!という場合もありますね。
でもマットレスだけってどうやって運べばいいの?
単品の送料はどれくらい?
具体的に知りたいですね。
そこで今回は
『マットレスは引っ越し時に送れる?送料目安や梱包方法も!』
について注目してみました。
マットレスは引っ越し時に送れる?
◇送ることは可能で引っ越し先で買いなおすというのも手!
マットレスを引っ越しの時に新居に送るにはその他家具家電や荷物と一緒に引っ越し業者のトラックで運ぶというのがオーソドックスですね。
しかしファミリーなど世帯ごとの引っ越しではなく単身赴任や進学就職など一人で引っ越す際はマットレスが一番の荷物になりそうです。
折りたためるマットレスならコンパクトに畳んで送ってもいいですし布団のように薄手のマットレスなら巻いて運ぶこともできます。
そういったことができない分厚いタイプのマットレスだと重さも大きさもかなりあり単身者パックのコンテナには入りませんね。
かといってゆうパックやヤマト運輸の通常宅配のサイズもオーバーしてしまうので利用できません。
また知人にマットレスをもらったから使いたいとしても一般的な引っ越しサービスは使えないですから別の方法を考えなければいけません。
そういったシーンでおすすめなのがクロネコヤマトのヤマトホームコンビニエンスが行っている「らくらく家財宅急便」です。
これは家財1つからでも運んでくれるサービスで遠距離の移動も可、単品でも梱包や新居での設置も引っ越しと同じようにしてくれるというもの。
梱包材も回収してくれるのですっきり運べます。
全国への配送を請け負っていて時間指定もできますよ。
他に「赤帽」という組合の個人運搬者が軽トラックで輸送してくれるサービスでも家財1つから対応してくれます。
ただし赤帽で対応できるのはシングルサイズまででダブルは載せられません。
また赤帽さんは軽トラ1台に1人しかスタッフがいませんので運び入れや設置が一人では難しい場合依頼主も手伝わなければなりませんね。
これはエレベータがないアパートの場合や依頼者が女性や体力に自信のない方の場合は特にきついかもしれません。
また梱包や新居での梱包材の取り外しと片付けも自分で行うようになります。
ですがあまり遠くない距離なら先ほどの「らくらく家財宅急便」より安く済みますよ。
(遠い場合、赤帽は追加料金でさらにお高くなります)
その他にも家具だけ、単品で運ぶ引っ越し業者はいくつかあります。
ただ佐川急便の「SGムービング」も3辺の合計が160㎝を超える家具を運んでくれますが発送者が法人でなければならないといった制約があります。
よく規約を読んで自分が利用できるか検討する必要がありますね。
その他の手段としては自分の車で運ぶ方法があります。
シングルサイズのマットレスなら大きめの車で運べるものもありますね。
一番安上がりですが帰路の運転もあるので遠距離の場合は体力が必要となります。
大きめの車がないならレンタカーで軽トラやボックスカーなどを借りて運ぶこともできますが、この場合は借りた車を返しに行く労力も発生しますね。
軽トラの場合は上に掛けるシートや固定具も用意しなければなりません。
また自家用車でもレンタカーでも一人でマットレスを運び車に乗せて新居に搬入・設置するのは大変なのでもう一人助っ人を確保しましょう。
ただこれらの運び方が大変だったり意外とお金がかかるなと感じたりするなら新居で新しくマットレスを買いなおす方が安く済むかもしれませんね。
マットレスの送料目安や梱包方法は?
◇「らくらく家財宅急便」でシングルマットレスを都内~関西に運ぶなら2万円しない!
では実際にマットレスを引っ越しの時に新居に送るにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
例えば「らくらく家財宅急便」でマットレスを運ぶとすると
・シングルサイズ 都内=税込16,555円 東京~大阪=税込19,525円
(シングルサイズの3辺計は310㎝と考えて荷物ランク「Eランク」とした場合)
・ダブルサイズ 都内=税込23,375円 東京~大阪=税込26,345円
(ダブルサイズの3辺計を355㎝と考え荷物ランクFランクとした場合)
となります。
都内から関西に運ぶのにシングルサイズで2万円しないのは引っ越しでマットレスがあるが為に単身パックでなく大型トラックを頼むより安いですね。
引っ越しの繁忙期である3~4月はこうした家財の運搬費用も割高なのでできるだけ繁忙期を避けて依頼すると更に料金を節約できますよ。
ただしマットレスの大きさや厚さによって玄関からの搬入が難しい場合は2階以上のお部屋への出し入れには「吊り下げ」「吊り上げ」がいりますね。
これは1回10,000円の追加料金がいりますから搬入口や搬入経路もよく測っておきましょう。
そして「らくらく家財宅急便」のように梱包してくれるならいいですが、自分で梱包する場合はおすすめの梱包方法があります。
マットレスを市販のラップで巻いていくというもので3重ぐらいにしっかり巻いておけば割と強度が出ます。
これなら汚れないし梱包費用も安く済みそうですね。
まとめとして
今回は引っ越しでマットレスだけを送る方法についてお伝えしました。
ここに挙げた方法はネットオークションなどで家財を売る時にも納品方法として活用できますね。
良いマットレスは長く使いたいですし高価なマットレスの場合はなかなか引っ越しだからと手離すのも惜しいもの。
いろいろな便利サービスを利用して上手に運搬してみて下さいね。