寝心地の良いお気に入りのマットレスは買うときも高いお金を払っているし、できるだけ長持ちさせたいですよね。
マットレスが快適に寝られる寿命は大体10年と言われますが、きちんとしたメンテナンスをしていないともっと早く劣化してしまいます。
表面がヘタってきたり寝心地が悪くなったり、汗や湿気のケアもしていないとカビやスプリングが錆びる恐れも!
そういう事態を防ぐのに有効なのがベッドパット。
マットレスの劣化予防に使うにはベッドパットをどう使えばいい?
他にマットレスの劣化予防方法はどんなものがある?
そこで今回は
『ベッドパットとは?マットレスの劣化予防や方法・頻度をチェック!』
についてお伝えしていきます。
ベッドパットとは?
◇敷きパットとは違う!寝心地を改善しながらマットレス劣化を予防してくれるもの
マットレスを劣化させないために使えるのがベッドパット。
でもよく売られている「敷きパット」と一緒なのか気になっている方もいるでしょう。
敷きパットとベッドパットは名前が似ていますが使用目的が違うんですよ!
敷きパットはニトリなどでCMしているような、夏は冷感を感じさせてくれる素材、冬は暖かさを感じさせてくれるボアなどの素材が使われます。
厚さは薄く、マットレスの寝心地は改善しませんが寝ているときの感覚を気持ちよくして寝汗なども発散しやすく冬は体温の保温を手伝ってくれます。
使うと気持ちがいいので、こういった機能性のある敷きパットをいったん使うとそれなしでは寝れない!という方も多いですね。
これに対してベッドパットは寝心地の改善とマットレスの保護を目的に使用されます。
マットレスは長期に使用しているとどうしても凹んできたり寝心地が悪くなってしまいますが、そこでベッドパットの登場ですね。
ベッドパットは綿やポリエステルなどが入ったフカフカしたパットで、マットレスほど分厚くはないですがある程度の厚みがあります。
これにより、劣化したマットレスの寝心地をグンと改善してくれるのですね。
マットレスの劣化前に早めにベッドパットを使用しておけば、そもそもマットレスへの負荷が減りますので劣化しづらくなります。
またマットレスにシートをかけて直接横になるよりも、間にベッドパットをつけた方がマットレスへ汚れや水分が付きにくくなりますよ。
最近のベットパットの多くは洗濯が可能なので、丸洗いができないマットレスにはベッドパットを使用しておき、定期的にパットを洗いましょう。
商品によっては防水のベッドパットもありますので、寝汗のひどい方やおねしょの心配なお子さんにも適していますね。
ちなみに感触の良い敷きパットと寝心地をよくするためにベッドパットも使ってしっかり寝心地をよくしたい場合、重ね方は次のようになります。
敷きパット
シーツ
ベットパット
マットレス
更に湿気が気になるならマットレスの下に除湿マットを敷けば完璧です!
マットレスの劣化予防や方法・頻度をチェック!
◇定期的に立てて通気させたり「ローテーション」という作業をする!
こうしたベッドパットなどマットレスの劣化を防ぐ寝具を使っても、マットレスが劣化してしまうことがあります。
これを防いでいくには、やはり湿気対策とヘタり対策が必要です。
湿気を防ぐには
- こまめに敷きパットやベッドパットを洗って交換する
- マットレスの下に除湿シートを敷いておき定期的に干す
- マットレス自体を時々壁に立てかけて扇風機をあてるなどして通気させる
- マットレスを持ち上げるのが重くて大変ならマットレスの片方だけ持ち上げ本を重ねてその上にのせ、風を通す
ヘタり対策は
- マットレスを時々上下左右が逆になるように回転させて寝る(「ローテーション」と呼ばれ、マットレスの決まった箇所に体圧がかかるのを防ぐ)
- 時々マットレスの表裏を返して寝る(上記と同じ理由)
- ベッドパットをつけてマットレス直接体圧がかからないようにする
といった方法があります。
マットレスをケアすることはマットレス寿命を延ばすだけでなく、結果として自分の体に凸凹と余計な圧迫をつくらない、体を守ることになりますよ。
お財布的にも、マットレスがすぐヘタって駄目になるよりベッドパットをしっかり活用してベッドパットを交換していく方が安上がりですね。
まとめとして
どんなに大事に使ってもいつかはマットレスの劣化で交換が必要になる時が来ますが、ベッドパットを有効に使うとそれを遅らせることができます。
またマットレスが劣化してからでも、ベッドパットをつかうことで寝心地が改善することもありますよ。
冷感など敷きパッドの機能も兼ねたベッドパットもありますから、まずはベッドパットにはどんな商品があるのか、色々と見比べてみてくださいね。