寝具をカラッと乾燥させると、寝心地もグンと良くなるものです。
布団を干した後なんて、最高に気持ちいですね。
外に干した布団なら、日光の力でダニを減らすこともできます。
しかしデリケートな素材で天日干しができないマットレス、重たくて持ち上げて干すのが難しいマットレスは、乾燥させるのが大変。
そこで気になるのが、布団乾燥機をマットレスにも使えるのか?ということ。
マットレスに布団乾燥機は使える?使う時の注意点は?
布団乾燥機でダニ対策もできるの?
そこで今回は
『マットレスに布団乾燥機は使えない?注意点やダニ対策になるかチェック!』
について情報をお伝えします。
マットレスに布団乾燥機は使えない?注意点をチェック!
◇マットレスに布団乾燥機は使用可!熱に弱い素材は注意
布団乾燥機は、その名の通りお布団を乾燥させる機器ですが、ベッドマットレスなど厚みのあるマットレスにも使用できるのでしょうか?
結論として、マットレスにも布団乾燥機は使えます!
布団乾燥機と言えば、敷布団の上に掛布団を敷き、その間に布団乾燥機を挟んで使用するタイプがよくみられますが、この方法はマットレスにも使用可。
ただし、注意点として
・マットレス自体の素材が熱に弱くないかを素材表示を見て確認すること
(ナイロンやビーズ、ウレタンなどは熱で形が変化する可能性あり。
ファイバー系の素材も高い熱を当てると溶けることがある。)
・マットレスカバーの素材が熱に弱くないか確認する
(テンセルなどのレーヨン系、ニット系の素材などは熱で縮んでしまう可能性あり)
ということがあります。
マットレスの表示と、布団乾燥機の取り扱い説明書で判断ができない場合は、乾燥機のメーカーに問い合わせると安心ですね。
最近、手に入れた布団乾燥機の実力がすごい。マットレスがめちゃめちゃふかふか pic.twitter.com/hzGjfZ2A7B
— 蒸し三昧ほるす@カレー修行中 (@horus0114_ENL) May 31, 2019
我が家も布団乾燥機を使用する際は、防水シーツなど熱で形が変形しそうなものは、マットレスから外してから乾燥させていますよ。
マットレスに布団乾燥機を使うとダニ対策になる?
◇「ダニモード」など高温の温風が出る機能があり、ダニ対策になる乾燥機も!
では布団乾燥機を使うと、マットレスのダニ対策もできるのでしょうか?
結論としては、布団乾燥機でダニ対策は可能です!
布団乾燥機の中には「ダニモード」のような、ダニを退治できる高温の温風を長時間出す機能があるものも、たくさん販売されています。
布団に潜んでいることの多いダニの種類であれば、約50℃以上の環境に30分さらされると死んでしまいます。
ダニモードはこれを利用し、90分など長時間にわたり50℃以上の温風を出し続ける機能になっているのです。
使い方は普段マットレスを乾燥させるのと同じ手順で、取扱説明書に従って、マットレスの上に布団をかけた状態で間に布団乾燥機をセット。
そしてダニモードで運転するだけです。
ただし、ダニは熱いとマットレスの裏側に逃げてしまうことがあるので、できれば表を乾燥した後、ひっくり返してマットレスの裏も乾燥させましょう。
長時間かかりますが、その方がしっかりとダニを退治できます。
ダニの死骸もアレルゲンになるので、乾燥後はマットレスの表面を布団用ノズルつき掃除機などできれいに吸い取ることも大切です!
普段家にいる時間が少なく布団乾燥機を長時間はかける暇がない場合は、時々マットレスを持ち上げ壁に立て掛けるだけでもダニを寄せ付けない効果が。
ダニは湿気の高いところで繁殖するので、普段は時々このようにして湿気をためないよう気を付けて、時間のある時に乾燥機を使うとよいですね。
まとめとして
分厚くて重いマットレスも、布団乾燥機を使えば湿気をとったりダニ対策をしたりできます。
ただしマットレスやカバー類に熱に弱い素材が使われている場合は、布団乾燥機の温風が耐えられる温度か確認をしましょう。
マットレスの表示や取扱説明書でわからなければ、メーカーに聞いてみるのが一番確実です。
使用できるようでしたら、気軽に布団乾燥機を使って、寝る時の環境を快適にしていきましょう。