「眠り」は毎日なくてはならないもの。
でもベッドやマットレスを毎日使っていると、だんだんずれてその度に元の場所へ直す行為がきちんとしている人ほどストレスとなって積み重なっていきます。
部屋のレイアウトやバランスを意識してインテリアを決めている人にとっては特に少し斜めになっていてもすごく気になるものです。
頻繁に元に戻すストレスを減らすには、マットレスのずれ防止に工夫が必要です。
少しの用意と工夫で、毎日の快適さが変わってきますよ!
ではマットレスのずれ防止ってどうしたらいいの?
そこで今回は
『マットレスのずれ防止にはどんな方法がある?症状に合わせて対策!』
についてシェアしたいと思います。
マットレスのずれ防止にはどんな方法がある?
◇すべり止めの使用、ベッドガードの使用が効果的!
ベッドやマットレスがずれるというのは、特にあまり重たくない素材でできていると起こりやすい悩みです。
そうした場合は寝返りや立ち上がりなど少しの振動が積み重なってだんだん場所がずれてきますね。
軽いベッドやマットレスは掃除や手入れをしやすいので使い勝手がいいのですが、ズレやすいのは困ってしまいます。
またマットレスをフレームにはめるようにのせるタイプでなく、ぽんと載せるだけのベッドの場合もマットレスがベッドからはみ出すようにずれます。
素材がツルツル・つやつやしたマットレスも滑りやすいですよ。
こうした時の対策は、市販の「すべり止めシート」を使ってみましょう!
すべり止めシートはイメージとしてキッチンマットの裏についているような網目状のシートです。
数百円程度で販売されていて、なにもマットレス全体の面積分必要な訳ではありません。
5~10㎝角に切り取って、ベッドの脚の下やマットレスの下四隅・真ん中に敷けばズレを防げますよ。
効果の割に金額はリーズナブルで、簡単に対策できます。
地震の時に家具が動いてしまうリスクも幾分減らせますから、やっておいた方がいいですね。
余ったすべり止めシートはソファの下や棚の下に固定用に使うこともできますから無駄になりません!
またベッドやマットレスでフローリングにキズが付くのを防ぐ効果もありますからありがたいですね。
マットレスのずれ防止、症状に合わせた対策は?
◇フレームのあるベッドを選んだりベッドパットを固定することもできる!
他にもマットレスのずれ防止に使える方法が色々あります。
・フレームがあるベッドを選ぶ
→ベッドにはサイドフレームがあるものと無いものがありますが、フレームがあるベッドの方がマットレスをしっかり固定できズレません。
・滑りにくい素材のマットレスやベッドを選ぶ
→ツルツル素材のマットレスはズレやすいので、マットレスの素材を滑りにくいのにするかベッドのマットレスと接する面が木製のベッドを選びましょう。
・ベッドガードを使う
→ベッドガードとはマットレスや布団がベッドからずり落ちないように使う柵のようなもので、マットレスの固定にも役立ちますよ。
・ベッドの上で壁に寄りかかって座らない!
→ベッドマットレスがずれる一因として、ベッドを壁に寄せて置いている場合にベッド上で壁を背もたれにし寄りかかって座るとズレてきてしまいます。
また同時にズレやすいシーツやマットレスパッドの対策もありますよ。
・シーツやパッドをマットレスと固定するクリップを使う
→ずれ防止クリップ等の名称で販売されており、マットレスやパッドなどをくっつけて留めてしまうことができますので寝相が悪い方にもおススメです。
・パッドやボックスシーツの四隅を確実に留めやすいようベッドの四隅を壁から離す
→シーツやパッドにはマットレスに固定しやすいゴムや角コーナーがつけられていますが、ベッドやマットレス周りにモノがない方が確実に付けられます。
ここに紹介したもののうち、特にベッドガードはマットレスだけでなく掛布団がだらんとベッドから落ちるのも防ぐことができます。
また介護が必要な方やお子さんがベッドから落ちそうになるのも防いでくれますよ。
(※ただし小さい赤ちゃんに使用する時は安全に使用できるタイプか確認が必要です!)
ガードの価格も2000円程度が相場で、一度取り付けるとかなりズレ落ちのストレスから解放されるのでコスパはいいですね。
まとめとして
寝るときも起きた時も、あるべき位置に変わりなくベッドやマットレスが収まっていることほど気持ちがいいものはありませんよね。
シーツや掛布団も、きれいにズレないようにちょっとした工夫で美しいベッド空間をキープしたいところです。
いつもきれいなら「寝室はのぞかないで!」と来客に困ることもありませんし寝具を直す手間も摂らなくて済みますよ。
ご自分の環境に合った方法を、是非試してみてストレスから解放されてくださいね!