コラム

枕は洗濯可?自宅での洗い方や頻度や洗えないときは干す方法も!

枕選びにはこだわりがあり、質の良い枕を選んでよく眠れるようにしている、という人が多くなっていますね。

しかしその枕、しっかりお手入れできていますか?

枕がいつも清潔だと、より睡眠の質が上がること間違いなし。

せっかく気に入った枕を使っているなら、ケアの方法もマスターして気持ちよく眠りたいところです。

枕は洗濯可能?どんなふうにどれくらいの頻度で洗うのが正解?

そこで今回は

『枕は洗濯可?で洗い方や頻度や洗えないときは干す方法も!』

についてシェアしたいと思います。

枕は洗濯可?自宅での洗い方や頻度をチェック!

枕を洗えないとき 干す方法

◇素材によって洗えるか違うのでタグを確認!手洗いが必要なことも

枕は素材の種類によって「洗える」ものと「洗えない」ものがあるので注意しましょう。

カバーと本体でも扱い方が違うものも有り、カバーは外して洗濯可だけれど本体は洗濯不可のものなどがあります。

取り扱い説明書やタグで素材を確認しましょう。

一般的に洗えない素材は

  • 低反発素材のもの(ウレタンなど)
  • 羽毛
  • そばがら

など。

洗える素材は

  • ポリエチレン樹脂などを編み上げたもの(エアウィーブなど)
    →洗濯機でなくシャワーで水洗い可
  • プラスチック(パイプ)やビーズ
  • ポリエステルわた

などです。

ただし、メーカーによっても推奨するケア方法は違いますし、洗濯ネットが必要なものや手洗い指定のものもあります。

樹脂素材の枕も、シャワーで水洗いは可能ですが、「お湯」で洗うのは熱で変形するからダメだったりもします。

またビーズ枕は洗えて寝心地も良いので人気ですが、洗濯途中で万一枕が破れると洗濯槽から極小ビーズを取り除くのが非常に大変です。

取り扱い説明をよくチェックしてから洗濯することをおすすめします!

なお枕を洗う頻度でおすすめなのは「半年に1度は本体を丸洗い」というペース。

旅館業などでも衛生管理のためこのペースで枕を丸洗いすることが必要と定められているためです。

参照:厚生労働省「公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について」 ※「旅館業における衛生等管理要領」Ⅳ (寝具の管理)

https://www.mhlw.go.jp/topics/2001/0111/tp1106-1.html

これならそう頻度が多くないので、春や秋など晴れの日が続く季節に洗えばできないことはなさそうですね。

枕は毎日使いますし、寝汗や皮脂がたまりがち。

普段は枕カバーだけ洗濯するようにして、年に1~2回は天気のいい時に丸洗いをしましょう。

枕を洗えないときは干す方法も?

枕を洗えないとき 干す方法

◇洗えない素材でも干してもOKな素材なら天日干しで清潔に!

そうはいっても、洗えない素材の枕だとどうやって衛生面を保てばいいのでしょうか?

この場合、「干す」という方法があります!

これも取扱説明書や洗濯タグの表示を確認する必要がありますが、「天日干し」が可能だったり「陰干し」ができるケースがあったりするのです。

熱に弱い素材だと陰干しが推奨されますが、それでも湿気を逃がす効果があり、カビなどを防止できます。

天日干しが可能な素材なら、天気の良い日に日なたに置いておき、1時間くらい立ったら裏返して反対の面も日に当てるといいでしょう。

ちなみに前述の「旅館業における衛生等管理要領」では、「寝具の温度をおおむね60℃30分間加熱乾燥」する方法が推奨されています。

天日干しについては

・カビは30℃以上から死にはじめ、55℃以上だとたった10分でほとんど死滅する

・夏のよく晴れた日だと、布団や枕を干せば表面温度は50℃近くになり、カバーをした状態で干せば更に温度はあがる

・冬場の気温5度くらいの日でも、晴れた屋外に60分干せばブドウ球菌などの菌は死滅する

ということが分かっているのです。

ですから、天日干しするだけでも抜群の効果があるということになりますね。

日差しが一番強くなる午前10時から午後2時に、冬は2~3時間くらい、夏は1~2時間くらい天日干しすると十分に消毒でき安心です。

途中で裏表を返すのを忘れないようにしましょう。

おふとん干しも同じような考えで天日干しを実行できます。

干すと消毒できるだけでなく、お日様の良いにおいもして熟睡できますよ。

まとめとして

枕は日々使うものなので洗うのがなかなか面倒に感じますが、素材を確認して年に1~2回は洗うと清潔です。

ダニやカビ・菌の繁殖を抑え消毒をするためにも、晴れた日には干せる素材の物は天日干しがおすすめ。

お気に入りの枕は清潔に保って、よりよい状態を満喫しましょう!

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