【マットレス】コラム

マットレスの硬さ単位N【ニュートン】とは何?体重別の選び方をチェック!

マットレスの品質や特徴を表す指標は色々とありますが、寝心地を左右する硬さを示す単位があるのをご存じですか?

マットレスの硬さを表す単位は「N【ニュートン】」

あの「ニュートンのリンゴの木」のニュートンにちなんだ単位で、この単位ではマットレスの硬さが分かります。

実際にはどれくらいのN(ニュートン)のマットレスがあるの?

自分に合ったN(ニュートン)の数値を探すにはどうやって選べばいい?

マットレスを買うときに予めよく知識を知っておきたいですよね。

そこで今回は

『マットレスの硬さ単位N(ニュートン)とは何?体重別の選び方をチェック!』

というテーマをシェアしていきます!

マットレスの硬さ単位N(ニュートン)とは何?

マットレス 硬さ 単位N ニュートン

◇N(ニュートン)は値が小さければ柔らかい、値が大きいほど硬いと分かる単位!

まずはN(ニュートン)という単位について説明しますね。

N(ニュートン)とは「1キログラムの物質に1m/s²の加速度を生じさせる力」です。

ちょっと難しいですね。

簡単に言うとマットレスの反発する力、硬さを表した単位です。

もっと分かりやすく言うと、マットレスを上から手で押したときに凹ませるのに必要な力の度合いといった感じです。

N(ニュートン)は、値が小さいほど柔らかい、値が大きいほど硬いことを示していますよ。

マットレスの硬さを消費者が分かりやすいように、N(ニュートン)の値を品質表示法で記載が義務化されています。

N(ニュートン)の測定を公的機関や製造会社で行いますが、JIS規格で測定法が定められていますよ。

N(ニュートン)によってどれくらい硬さが違うかの目安ですが

60N(ニュートン)未満=柔らかめ

60N(ニュートン)以上100N(ニュートン)未満=普通の硬さ

100N(ニュートン)以上=硬め

となっています。

特にウレタンタイプのマットレスでは低反発・高反発とよばれるものがありますね。

低反発は70N以下、高反発は100N以上の物がそう呼ばれていることが多いです。

N(ニュートン)の値を見れば大体の硬さの目安になり、例えば通販で買うときにも参考にしやすいですね。

ただ、メーカーによっては厳密なN(ニュートン)値を記載しているわけではなく、おおよその値を記載しているものもあります。

N(ニュートン)値だけで硬さ柔らかさを判断するのでなく、できれば実際に触って寝転んでみて、硬さを確認した方が安心ですよ。

高価なブランドマットレスではN(ニュートン)値をあえて表示していないこともあり、これも実際の寝心地で確かめてほしいからかもしれません。

今は通販でも返品化のシステムを取り入れているところもありますから、そういったところで買えば安心ですね。

マットレスの硬さ単位N【ニュートン】の体重別の選び方をチェック!

マットレス 硬さ 単位N ニュートン

◇体重が軽い人は柔らかめ、重い人は硬めのN(ニュートン)値を選ぶ!

マットレスの硬さが体に合っていないと、腰痛など体の不調にもつながります。

体重によってマットレスへの沈み込み方が違い、結果体のラインが不自然になり負荷がかかって腰痛になったりしますね。

実際体重とN(ニュートン)の適切な値の目安をみると

  • 体重40~50Kg=60~80Nくらい
  • 体重50~80Kg=100~140Nくらい
  • 体重80Kg~=180Nくらい

となっています。

ちなみにもっと重い人や体がアスリートなど筋肉がついて体が重く硬い人は200Nなどかなり硬めのマットレスがおススメです。

基本的にお子さんや女性、体重の軽めの方がもしやや硬めを利用してもそんなにマイナスな影響はありませんが、重い体重の人は注意です。

重い体重の方が柔らかいマットレスで寝ると体が「く」の字に曲がった状態で寝ることになり、姿勢がゆがんで腰が痛くなったり呼吸にも悪影響ですよ。

マットレスによっては経年劣化で凹みが激しくなることもありますし、男性や体重の重い方はフワフワ感が好きでも硬めを選んだほうが無難ですね。

まとめとして

N(ニュートン)値によっておおよその硬さの判断が付くので、展示されているベッドが多すぎてどれから試そうかというときは見定めやすいですね。

姿勢や感じ方には個人差があるので、実際に買うときは、N(ニュートン)値だけを鵜呑みにせず触って寝転んでみて、自分の体に合っているか確かめましょう

体に合ったマットレスを見つけて、快適な睡眠時間をお過ごしくださいね。

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