梅雨時期には外で布団を干せないからと布団を放置していると、あっという間にカビやダニの温床に。
パッと見ただけではわからなくても、マットレスの下や布団の下にカビがついてしまったりします。
知らない間に厄介な状況になって大事な寝具がダメになるのは嫌ですね。
でも具体的に【梅雨時期】の寝具のお手入れはどうしたらいいの?
正直忙しいし、面倒な作業は嫌!
そこで今回は簡単で楽にできる湿気対策を知りたい方へ
『【梅雨時期】寝具のお手入れはどうする!湿気対策は必ず必要?』
について注目してみました。
【梅雨時期】寝具のお手入れはどうする?
◇布団乾燥機の利用、押し入れも風を通す、カバー類のこまめな洗濯を!
梅雨時期は室内にも湿気がたまりやすく、毎日使う布団は放っておくとカビやダニの温床となってしまいます。
特にこの時期は蒸し暑くなるシーズンなので、体の熱で布団内もダニやカビに最適な温度に。
ではどんな対策をすれば、梅雨時期の寝具を守れるのでしょうか?
<【梅雨時期】の寝具のお手入れ>
- 貴重な晴れ間は天日干し、雨が続けば布団乾燥機を使う!
梅雨時期はなかなか天候が落ち着きませんが、合間に晴れた場合は、しっかり布団や枕などを天日干ししましょう。
前日に雨だった場合はまだ湿気が残っているのであまりよくありませんが、2日ぐらい晴れているなら短時間でも干した方がよいです。
日光には紫外線消毒の効果がありますし、湿気を飛ばして乾燥させ、ダニ退治にもなります。
裏表を干し、取り込んだら布団の表面を百均などで売られている布団用ノズルをつけた掃除機で掃除しましょう。
なかなか晴れないなら、布団乾燥機で乾燥させます。
- 寝具も押し入れも風を通す
寝具や布団はとにかく「敷きっぱなしにしない」のが湿気を逃がすポイントです。
外に干せない日々が続いても、マットレスなら壁に立て掛けたり布団は机や椅子にかけておいたり、さらにそこへ扇風機の風を当てます。
押し入れや収納も、時々扉を開けて風を通し、除湿剤を置いて、布団を入れる場所にはスノコを敷いて布団が直接床につかないようにし、湿気を防ぎます。
- カバーやシーツはこまめに洗濯!
布団やマットレスのケアだけでなく、カバーやシーツもこまめに洗濯するようにします。
カバー類には皮脂や汗などがついているので、それを放置しているとカビやダニの増殖のきっかけに。
梅雨は乾きにくいので、速乾性の高いカバーや乾きやすいリネン素材のものなどにこの時期だけ変えておくのも洗濯が楽ですね。
洗い替え用に予備のカバーやシーツを持っておくと、取り換えも洗濯も余裕を持って行うことができます。
- ベッドにはスノコフレームを使用
布団やマットレスの下は湿気がこもりやすいので、できればベッドフレームはスノコタイプの通気性が良いものにします。
布団の下にも「すのこマット」などと呼ばれる、格子状の穴が開いたマットを敷くと、熱や湿気を逃しやすくカビ対策になりますよ。
- 除湿シートをつかう
最近は「除湿シート」という、布団やマットレスの下に敷いて湿気を吸収するシートも販売されています。
中でもおすすめなのは繰り返し使えるタイプ。
湿気がたまると目印マークの色が変化し干し時を教えてくれて、天日干しすればまた乾いて使えるという優れもの。
これを敷いておくだけで、布団そのものの天日干しが難しくても、下に敷いた除湿シートだけを引き抜いて干せばいいので楽です。
このような工夫で、何も対策をしないのに比べると、寝具が湿気にやられてしまうリスクをかなり軽減できますよ。
【梅雨時期】寝具の湿気対策は必ず必要?
◇他の季節でも寝具にカビが発生するので梅雨は対策が必須!
では布団などの寝具の湿気対策は、梅雨時期なら必ずやる方がよいのでしょうか?
しなくてもそんなにひどくはならない?
いいえ!!梅雨の湿気対策はマストです!
これは私の実体験でもありますが、そもそも梅雨以外の春などそんなに湿気が多くない時期でも状況によってはお布団にカビが発生することがあります。
(春先に忙しくて数日布団を敷きっぱなしにしていたら、裏面にポツポツとカビが生えていたことがありました…取り除くのがとても大変でした。)
ましてや梅雨の湿気は普段より強敵。
しかも近年の梅雨は暖かく、カビやダニが繁殖しやすい寝具環境になってしまっています。
布団は起きたら掛け布団をはぐって湿気を逃がしてから納める、外干しできなくても布団乾燥機を使うなど、梅雨はしっかり湿気対策をしましょう。
湿気のこもりやすいお布団やマットレスの代わりに、通気性抜群のマットレスに変えてしまうというのも一つの手です。
そうすれば、梅雨時期の寝具のケアもとても楽になって、気持ちよく眠れますよ。
「洗えるマットレス」「通気性の高いマットレス」などで探してみましょう。
まとめとして
寝具に一旦カビがつくと、除去するのはとても大変ですし、気分が良い物ではないですよね。
カビやダニは喘息やアレルギーのもとにもなります。
特に梅雨時期は寝具に湿気がこもらないよう色々な対策を組み合わせて、夜気持ちの良い状態で眠れるような環境をキープしましょう。
ここに紹介した全部の方法でなくてよいので、やりやすそうなものから取り組んでみてください。