【マットレス】雑談

すのこベッドのメリットや失敗しない選び方をチェック!

インテリアカタログなどで目にすることが多い「すのこベッド」

ベッド購入を検討する場合に気になっている方も多いでしょう。

見るからに風通しが良さそうで涼しそうな作りですが、果たして使い勝手は?

普通のベッドと違う点やメリット、選び方の注意なんてあるの?

購入する前にしっかり知っておきたいですよね。

そこで今回の記事では、

『すのこベッドのメリットや失敗しない選び方をチェック!』

に注目してみました。

すのこベッドのメリットは?

すのこベッド マットレス 布団

すのこベットは布団の床に直置きや一般のベッドフレームより通気性に優れている!

すのこベッドとは一般のベッドが通気孔のある一枚板を張った底板構造の物が多いのに対し、すのこのように何枚もの底板を隙間をあけて並べた構造です。

これにより、風通しが良く日本特有の湿気を逃がしやすい構造なのでカビ対策が出来ます。

もともとベッドが使われた西洋諸国は日本ほど湿気が高くなくて、ベッドが我が国に持ち込まれてからこのように発展した商品がすのこベッドなんですよ。

一般的な板のベッドだと、底面に通気孔があけてあるといっても小さいですから、どうしてもベッドの下に湿気が溜まりカビが発生しやすくなります。

頻繁にマットレスを持ち上げて乾燥させるにはマットレスは重たすぎて持ちあげるのが大変でそのままにしている人が多いはず。

更にベッド底面の板を開けてみる方は少ないでしょうから、その下の湿気は取り除くのが難しいですね。

私自身、以前使用していた一般的なベッドで底板の裏にカビや汗シミのようなものが出来ていたことがあり、現在はすのこ状底板のベッドを使用しています。

現在のベッドに買い替えて5年以上たちますが、適度に隙間がある構造の為かいまだにマットレスにカビなど生えず快適な状態を維持できていますよ。

普段も重たいマットレスを年に何回か持ち上げて換気し、梅雨時期や湿気が多い時に布団とマットレスの間で布団乾燥機をつける程度のケアです。

もちろん住宅環境等にも状態は左右されるでしょうが、私はすのこベッドにしてよかったなと思います。

日本では「すのこベッド」でわざわざ探さなくても普通にベッドの底板がすのこ状のタイプも多いですからこの仕様が今はメジャーなのかもしれませんね。

すのこベッド特有の通気性というメリットには、「隙間の多さ」が大事です。

一般的なベッドの底板の場合、せっかく通気孔が空いていてもその上を完全にマットレスがふさぐ状態になり湿気が溜まりやすいんですね。

すのこベッドは板の間の隙間が全て端までつながっているので、その上にマットレスや布団を置いてもこの端から空気が出入りし熱を発散してくれますよ。

すのこベッドの失敗しない選び方をチェック!

すのこベッド マットレス 布団

◇きしみにくい丈夫な作りの物、ライフスタイルにあったタイプがおススメ

まずすのこベッドの種類には大きく分けて2種類あります。

すのこベッドには畳める「折りたたみ型タイプ」と畳めない足のある「ベッド型タイプ」がありますよ。

すのこベッド マットレス 布団

折りたたみ型は床に直接布団やマットレスを敷いて寝るときに下に敷いて使うものです。

布団やマットレスを床や畳に直置きすると湿気や熱気がこもり床の冷たさとの差で結露がたまってしまいカビの発生につながります。

これを折りたたみ型すのこベッドをつかうことで軽減できるんですね。

使わない時は畳んでその上に布団をかけて乾燥したりもできますよ。

ベッドに部屋を占領されたくないという方にもおススメですね。

ただし折りたたみ型は簡易的な作りの物が多く、耐久性はベッド型より低く耐荷重も記載がないので気を付けないと安いものはすぐに破損してしまいます。

あくまで収納しやすさが優先されていると考えると良いですね。

例えば「湿気の多い時期や外で布団がなかなか干せない冬限定で使いたい」という方、「どうしてもベッドでなく布団がいい」という方には最適です。

一方のベッド型は比較的頑丈な作りが多く、耐荷重も明記されている物が多いです。

ベッド型の方が寝心地としては折りたたみ型よりもよく、きしみなども少ないですよ。

すのこベッド マットレス 布団

そしてこれは折りたたみ型とベッド型どちらにもいえるのですが、すのこベッドはどうしても接合部が多く一般のべっどよりはきしみを感じやすい構造です。

それを防ぐためには、できるだけ丈夫なすのこベッドを選ぶことが大事で、安いからと低価格のものを購入するときしみがひどかったり壊れやすいことも。

かといって特別高級なものを買う必要はありません。

私が現在5年以上使っているすのこベッドは通販で買いましたが、普通にあまりきしまず使えています。

(きしみにくさは周りにフレームがついているタイプなのも関係があるかもしれませんが。)

一般的な価格のものを購入したのですが、ポイントは「安すぎるものではないこと」

やはりある程度の耐久性やきしみにくさを求めるのであれば、安すぎるものはいくらお得でも特にすのこベッドに関しては避けた方がよいですね。

まとめとして

いくら高級なマットレスや高品質の布団を大事にしていても、通気性が悪く湿気が下に溜ると台無しになってしまいます。

ベッドの構造1つで、そうした事態を軽減できるとお財布も気持ちも安心ですね。

湿気やカビにお悩みの方は、すのこベッドを検討されてはいかがでしょうか。

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